僕が億万長者になったら 愛知県立不知火小学校5年3組 笠松昭介

 まず、地元である小牧市を拠点としたサッカーチームをつくります。実績のあるクラブを買収するのではなく、一からクラブを立ち上げる道を選んで、最初の方は自分で監督を務めます。
 優秀なフィジカルコーチを安定してクラブに供給する為に大学をつくります。
 その大学では、世界中からデータを集め、常に最先端の情報に目を光らせ、日夜研究に励み、人間の潜在能力を限界まで引き出す為の知識と技術を得る為に精一杯努力します。
 選手の発掘には、国内外にスカウトを充実させ、即戦力性と将来性のそれぞれに対する独自の評価法を確立し、世界中から主に過小評価されている選手を集めます。
 何故なら、評価の高い選手はどこへ行っても活躍できる可能性が高い為、高いお金を払って評価の高い選手を雇っても、世界への貢献度はあまり高くならないからです。
 余談ですが、かつて不良と呼ばれた人が奉仕活動に身を投じた時に多くの称賛を得るのにはこれと同じ理屈があると考えられます。
 0の人が1になるより、−16の人が1になる方が世の中的には大きな出来事であるわけですね。
 前者が世界に+1を提供するのに対して、後者は+17を提供することになるわけで、これはもう大きな違いですね。しかし、この意見に対しては、「生まれたときは皆同じな訳だから、人生トータルでどの程度のプラスを提供できたのかを評価するべきでは?」、「4ターン続けて−16だった人が5ターン目に1になったとしてもまだ−63であり、5ターン続けて0だった人にさえまだ大きく水を開けられている」等といった反論があり、主に僕の顔などを「なるほど」と頷かせています。「そういう考え方もあるのか」と。
 さて、話を戻しましょうか・・・※この続きは携帯サイト『こミカ Move』にて!!